Hiromi Tengeji
2017/06/29 - 12:34

By Hiromi Tengeji
Japan Secretariat

6月29日(木)JALスカラシッププログラムで代表理事 天花寺宏美が1日研修を実施

2017年6月29日(木)、「2017 JALスカラシッププログラム」において、代表理事 天花寺宏美が1日研修を実施しました。「JALスカラシッププログラム」は、毎年、アジア・オセアニア地域の大学生を日本に招待し、日本の大学生とともに研修や文化交流企画に参加することで、国際交流の促進やグローバル人材の育成をめざす、公益財団法人JAL財団主催のプログラムです。

 

 

前半では、貧困削減に向けたアプローチの1つとしてコペルニクの活動を理解していただくため、「貧困地域に適したテクノロジーとはどのようなものか」「コペルニクは、なぜ、どのように様々な企業と連携しているのか」などについて問いかけ、対話形式で講義を進めました。参加した日本・アジアの学生からは、それぞれ自国の背景になぞらえた多様な意見が飛び交いました。

 

後半では、「貧富の格差」「農業」「失業」「教育」など、それぞれ関心のある課題ごとのグループに分かれ、それに対して「自分たちができる解決策」を考え発表するグループワークを行いました。各グループでは、課題に対して各国の状況を共有するところから、問題の本質に議論を深め、それに対する資金調達やパートナーシップ方法を含めた具体的な解決策まで話し合われました。

 

 

最後には、「就労のミスマッチによる失業が問題となっているミャンマーで、人的ネットワークとITを融合したマッチングサービスを展開する」「農村地の高齢者に医療に関する正しい情報が届いていないタイで、在日本留学生ネットワークを活用した啓蒙・教育活動を展開する」「貧困地域の小学生に教育機会が乏しいインドネシアで、教育系NGOと連携して体育や美術の授業に大学生を派遣する」など、どのグループも実際的な社会課題の掘り下げと、それに対する学生ならではの現実的な対応策を発表し合い、教室全体で活発な意見が交わされました。

 

  

それぞれ国籍の異なる学生たちが、国境を越えて世界が抱える問題を自分たちの問題として捉え、自分たちにできる解決策を真剣に考える姿が印象的でした。今日の研修が、この後の充実したフィールドワークと、そして将来の実際のアクションにつながっていく、一つのきっかけになれば幸いです。

>>公益財団法人JAL財団 ウェブサイト http://www.jal-foundation.or.jp/index2.html