Hiromi Tengeji
2017/12/13 - 10:58

By Hiromi Tengeji
Japan Secretariat

12月4日(月)「中小企業のアジア進出プロジェクト」 成果報告会を開催しました!

昨年度スタートした J.P.モルガン協賛「中小企業のアジア進出プロジェクト」は、10月下旬から11月上旬にかけて、第二弾参加企業3社のインドネシア訪問を実施し、主な活動を終えました。そこで12月4日(月)、プロジェクト全体の振返りとともに、インドネシアを訪問した中小企業3社(エクスチャージ株式会社、カンリウ工業株式会社、株式会社すららネット)の代表をお迎えし、その成果や今後のビジネス展開について、コペルニク代表 中村俊裕と語っていただく「プロジェクト成果報告会」を開催しました。

 

 

Q. 現地訪問で得られた最大の成果は何か?

各社とも期待以上の成果があったとお答えくださいました。バイク等の余剰電力を充電できるモバイルチャージャーの市場調査をされたエクスチャージ(株)澤幡様(写真左から2人目)は、「現地の習慣に合わせた有意義な訪問ができた。今回の訪問でインドネシアにも具体的なニーズが存在することを確認・確信できた」、精米機の市場調査で中部ジャワ州等を訪問されたカンリウ工業(株)矢口様(写真左)は、「コペルニクの綿密な事前準備により的確な相手への訪問ができた。現地で実施した製品比較テストの結果が良く特約店契約の話が大きく進んだ算数のeラーニングプログラムのチャネル開拓でジャカルタを訪問された(株)すららネット湯野川様(写真右から2人目)は「教育の格差の大きいジャカルタでの潜在マーケットの大きさを実感した。進出の足掛かりとなる有力な導入候補が見つかった」ことを挙げられました。

 

Q. 今後の事業化に向けてた展望は?

この問いかけには、「インドネシアの規制確認に時間がかかったが、様々な情報を精査していくことで解決した。現地のディストリビューターを選定し、販売開始を目指したい」(澤幡様)、「インドネシアの米のもみ殻は硬いため、製品を現地仕様にすることの必要性を認識した。また、より貧困な人々の生活改善につながる精米機開発の必要性を痛感した。現地企業と連携し、既存製品の販売と新製品の開発を進めていきたい」(矢口様)、「現地会社設立の準備に入っている。今回見つかったパートナー候補との話を進め、連携を目指したい」(湯野川様)と、それぞれに具体的な次への一歩を力強く語ってくださいました。

 

 

Q. 3社とも的確な訪問がアレンジされていたことが印象的だが、どのような事前打合せがあったのか?

参加者からのこの質問には、「特別な打合せはしていない。ただし、事前に実施した2回の国内ワークショップを通じて我々のビジネスへの理解を深めていただいた結果と、現地事情に精通していることの両方ではないか」(湯野川様)、「コペルニクの現地スタッフが的確にビジネスをサポートしてくれたからだと思う」(澤幡様)、「コペルニクが事前に訪問するなど、現地での入念な準備があったためではないか」(矢口様)と回答いただきました。また、別の参加者からは「中小企業の海外進出には、JICAやJETROなど政府の支援もあるが、今回のディスカッションを通じて政府の支援とは異なる、現地での販路開拓やパートナー探しなど、民間の支援の意義を強く実感した」との感想もいただきました。

 

 

参加者のコメント(アンケートより抜粋) 

  • わずか1回の訪問が次に繋がる着実なビジネスの成果に結びついていることが印象に残った
  • 中小企業の海外進出がリアリティを持って感じられた。コペルニクの役割の重要性を実感した。
  • 数年後どのような展開になるか、とても興味を持った。
  • プロジェクトの意義や強みがよく理解できた。

 

コペルニクは今後も様々な枠組みで優れた技術や製品を持つ日本企業の課題解決型ビジネスを推進していきたいと考えています。お越しくださいました皆様、どうもありがとうございました!