プロジェクト・レポート
インドネシアのパプア州にソーラーライトを届けよう!

2014/02 ~ 2015/01

関連するプロジェクト:
インドネシアのパプア州にソーラーライトを届けよう!
届けられたテクノロジー:
d.ライトS300 ソーラーライト
現地パートナー:
課題: 

インドネシアのパプア州の中央高地では、中心街であるワメナ以外には電気が通っていません。灯油ランプやロウソクさえなく、電力供給を全く受けていない孤立地帯には、300,000人以上の住民が暮らしています。そのため、子供たちは夜間に勉強ができず、先生も授業の準備をすることができません。

支援方法: 

コペルニクは、現地パートナーのYasumatと協力して、190個のd.ライト S300ソーラーライトを中央パプアの8地域に届けました。このプロジェクトを通して、地域の人々は、夜間でも安全で明るい電気が使えるようになりました。Yasumatはジャヤウィジャヤ県の中心街のワメナを中心に活動をしていますが、活動範囲を拡げヤフキモ県やトリカラ県にもソーラーライトを届けました。

実際に現地の村に住んでいるYasumatの現地スタッフが500,00ルピア(~38米ドル)でソーラーライトを販売しました。それと並行し、ソーラーライトの使い方やメンテナンスの方法も伝えていきました。また、現地の人々が製品を購入できるように、3回の分割払いも行える仕組みを作りました。

パプアの人々が初めてソーラーライトを見た際、非常に驚いている様子でした。Yasumatがソーラーライトの紹介をするとすぐに売り切れてしまい、もっとたくさんのソーラーライトを売ってくれるようにとのリクエストが多く聞かれました。

ある男性は、ソーラーライトの使いやすさとメンテナンスの簡単さが非常に気に入った、と話してくれました。昼間にソーラー・パネルを太陽光に当てて充電するだけで、夜間に安全で、有害な煙の出ない明りを手に入れられることは、彼らにとって非常に画期的なことだったようです。また、ある女性は夜でも家の中全体を照らすことのできる明るさが気にいった、と話してくれました。

現地から届いた声: 

①キア・ソボリムさん(パプア州ヤフキモ県キウィクマ地区の保健センター所長)

「日中は、地区の保健センターにやってくる患者に医療処置を施すことができますが、夜間は出産など、緊急を要する村人のために村々を訪問しています。ソーラーライトを使う前までは、村々を行き来する3、4時間の道のりを、たいまつを持って歩いていました。たいまつはあまり周囲を照らせない上、火事の危険性もありましたが、今はソーラーライトが使えるので、明るくてとても安全です。」

②ジョン・ソボリム神父(パプア州、ヤフキモ県の神父)

「このソーラーライトは使いやすく、持ち運びにとても便利です。聖書を読む際や、日曜日の教会のサービスの準備に使っています。太陽の光で充電するだけでいいので、どんなシーズンにも使うことができます。」

③ケニウス・バハボル(パプア州ヤクヒモ県の農家)

「夜間に家の中を照らし、本や聖書を読むのに役立っています。」

現地に届けた方法: 

現地パートナーのYasumatが、パプア州の中央高地にある3県(ジャヤウィジャヤ、ヤフキモ、トリカラ)の8地域(ワメナ、ソバ、ニニア、ホルウォン、デカイ、コルプン、ロラト、ボコンディニ)に、190個のソーラーライトを届けました。現地の村に住むYasumatの現地スタッフがラジオ通信ネットワークを利用し、ワメナ本部のスタッフにソーラーライトの必要個数を伝え、それを確認した後に、小型飛行機でソーラーライトを送る仕組みを取り入れています。

プログラムを通し、Yasumatはパプア州の高地の人々がどれほどソーラーライトを必要としているかを把握することができ、このプログラムを継続的に実施していくことの必要性を理解することができた、と話しています。また、効率的にテクノロジーを現地に届ける方法についても学ぶことができた、と話しています。

困難だったこと: 

現地の村々への輸送手段が小型飛行機に限られてしまうため、ソーラーライトを届けるまでに長い時間がかかってしまうことがよくありました。この待ち時間を短縮するために、現地の村に住むYasumatの現地スタッフがラジオ通信ネットワーク(SSB)を利用してワメナの本部にソーラーライトの必要個数を伝え、それを確認した本部スタッフが小型飛行機でソーラーライトを送る仕組みを作りました。

Technology feedback
Yayasan Sosial untuk Masyarakat Terpencil

インドネシアのパプア州にソーラーライトを届けよう!

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