コペルニク
2015年度
年次報告書

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コペルニクは、貧困の削減を目指し
革新的なテクノロジーを最も必要とする人々へ届けています。
活動の4つの柱:

Empowering Women Icon
女性のエンパワーメント

インドネシアの遠隔地において生活に役立つテクノロジーを紹介・販売する400名以上の現地女性パートナーに対して研修を実施しました。

Serving Families Icon
家庭への製品の普及

アジア太平洋地域の現地パートナーと協力し、生活に役立つテクノロジーを、最も必要としている現地の家庭へ届けました。

Emergencies Icon
緊急災害支援活動

アジア地域の地震や火災等に対する3つの緊急支援活動を行いました。

Mother Children Icon
母親・子供たちの支援

学校や診療所にテクノロジーを届け、子供や妊娠中の女性たちが健康で安心して過ごすことのできる環境づくりに貢献しました。

テクノロジーを

届けた人数

~2010年から2015年まで~

0


24カ国

2015年は

113,762

にテクノロジーを届けました。

People Reached Icon

ニューヨークのセントラルパークにある22万㎡の緑地・グレートローンの収容人数とほぼ同じ!

途上国向け
テクノロジー

コペルニクは、テクノロジー製造者とテクノロジーを最も必要としている人々を繋ぐ架け橋として、生活に役立つ製品を途上国の人々の元に届けています。低コストで頑丈、利便性に優れ環境に配慮された製品を扱っています。

2015年:

女性の

エンパワーメント

2011年からインドネシア各地の女性たちと提携し、遠隔地のコミュニティへ環境に優しいテクノロジーを届けています。

コペルニクの製品販売員「テクノロジー・エージェント」として、ソーラー・ライト、浄水器、調理用コンロ等をコミュニティで販売する彼女たちに、ビジネススキル研修を実施しています。「テクノロジー・エージェント」となった女性たちは、製品を販売することで収入が向上し、生活の質も向上させることができます。

インドネシアの

「テクノロジー・エージェント」

Wonder Women Map

西インドネシア

(ボジョネゴロ、トゥバン、北アチェ州)

153

の女性が「テクノロジー・エージェント」プログラムを修了。習得したビジネススキルを活かし周辺コミュニティで製品を販売しました。

Introducing Tas Mantap
Introducing Tas Mantap

64%

収入が、製品を販売することで向上しました。(平均値)

57%

の女性が増えた収入を生活必需品に充てました。また、27%が食費に、18%が家財道具の購入に活用しています。

東インドネシア

(東ヌサ・トゥンガラ州、西ヌサ・トゥンガラ州)

219

の女性と32名の男性が、生活に役立つテクノロジーをインドネシアで最も経済的に恵まれない地域に届ける小規模起業家としてプログラムに参加しました。

67%

のマイクロ起業家が、増えた収入を日用品、53%が巡礼に、47%が緊急時のための準備金に充てました。

Wonder Women Eastern Indonesia: Mama Rovina
Wonder Women Eastern Indonesia: Mama Rovina

7,594

の生活が、ソーラー・ライト、浄水器、調理用コンロ等の恩恵を受けています。

「インドネシアの女性たちと連携して
テクノロジーを普及する取り組み」が
国際的な賞を受賞。

N-Peaceネットワーク、国連開発計画(UNDP)、インパクト・インベストメント・エクスチェンジ・アジア (IIX)の共同イニシアティブである「Indonesian winner of the IIX-N-Peace Innovation Challenge」に選ばれました。

家庭への

製品の普及

途上国の人々にテクノロジーを届けるために、主にアジア太平洋地域で活動する現地パートナーと協力しています。

頂いた寄付金は、テクノロジーを現地に届けるために活用し、現地パートナーが製品を販売すると、売上金から現地パートナーの活動費を差し引いた額がコペルニクに返済されます。返済されたお金は、さらに多くの人々に製品を届けるために再投資されます。フィランソロピー(非営利)とビジネス両方の手法を取り入れています。

29

の組織がコペルニクの
現地パートナーとなりました。

ソーラーライトはとても役に立っています。夜間の外出時に使っています。遠くの友人の家を訪ねる時も使うことができます。彼らの家には電気が通っていないので、携帯電話を充電するのに私のソーラーライトを貸してあげています。- ムハンマド・アミンさん。

緊急災害

支援活動

シンプルで生活に役立つテクノロジーを自然災害のあった地域の避難所や家庭に届けました。

ネパール地震での活動

現地パートナー(Empower Generation)と協働して、ソーラーライト(D.ライト)1,340個浄水器(Tulip Table Top)500個をダディン、ヌワコット、チトワン地域の被災者に届けました。このプロジェクトは4つのフェーズに分かれており、フェーズ1からフェーズ3の資金は個人の支援者から、フェーズ4の資金は日本航空株式会社からご寄付いただきました。

ロヒンギャ難民に対する活動

現地パートナーであるTAGANA Acehが、インドネシアのアチェの仮設住宅で暮らすロヒンギャ難民の食事に使えるよう、浄水器(Nazava Bening XL)10個を届けました。その仮設住宅では、毎日何千食もの食事を準備しており、たくさんの水を必要としています。

カリマンタンでの活動

2015年10月、現地パートナーのOuTropと協働して防塵マスク(マスク 9105, N95 VFLEX™)3,600個洗眼薬(Rohto Eye Flush)3,000個を、パランカラヤ市及びその周辺に住む世帯に届けました。また、8セットの防火服を最前線で消火に当たる消防隊に届けました。洗眼薬はロート製薬株式会社により無償で提供されました。

母親・子供たちの

支援

子供たちが勉強できる環境づくりと、妊娠中の女性たちが安心して出産できる、清潔で安全な環境づくりを目指し、学校や診療所にシンプルで革新的なテクノロジーを届けました。

2015年:

580

浄水器(Nazava Bening)を、インドネシアのサブ島及び東ティモールのボボナロに届けました。(「インドネシアのサブ島に浄水器を届けよう!」プロジェクトにて)

876

ソーラーライト(D.ライト)を、6カ国の学校、診療所、公民館に届けました。(「ソロモン諸島ウラワ島周辺地域にソーラーライトを届けよう!」プロジェクト、 「Switch On」プロジェクト」にて)

699

顕微鏡などを、インドネシアの中部スラウェシ州バンガイ・ラウト地域、バリ島バンリ地域、及び東カリマンタン州パサール地域にある学校に届けました。(株式会社ベネッセコーポレーションご協賛プロジェクト「インドネシアの子供たちが科学を楽しく学べるように教具を届けよう!」にて)

4,250

ジャンマ衛生出産キットを、バングラデシュ及びインドに届けました。(「インドのジャールカンド州の人々に衛生出産キットを届けよう!」プロジェクトにて)

調理に必要な薪を見つけるのが難しいので、以前は生水を飲むしかありませんでした。浄水器がある今は、沸騰させることなく清潔で安全な水を飲むことができます。これからはもう下痢を恐れる必要はないのです!
ユリウス・ハバさん (サブ島)

アドバイザリー・サービス

BOP市場への革新的な製品の提供、新たな物流モデルの構築、途上国を対象としたビジネスの実施等に取り組む企業や援助機関等を対象に、アドバイザリー・サービスを提供しています。本サービスで得た収入は、生活に役立つテクノロジーを途上国の人々へ届ける活動に再投資されます。

2015年:

社/団体

を対象にアドバイザリー・サービスを
提供しました。

PR活動

2015年:

パートナー紹介

多くの企業、団体、財団、個人の皆様から
ご協力を頂きました。

Tipping Point Calendar

71 

の方々がマンスリー・サポート・プログラムに登録。皆さまのご支援により、より多くの人々にテクノロジーを届けることができました。

35の現地パートナー

家庭への製品の普及

  • Asosiasi Pedagang Kaki Lima
  • CDC Balaghat
  • CRDT
  • CV Roas Mitra Nusantara
  • DEEPAM Trust
  • ESSMART India
  • HADEER
  • Ikaw-Ako
  • Institut Mosintuwu
  • ISWR
  • Laila and Amar School & College for Girls (LAMS)
  • Malaulalo Conservation & Tourism Association
  • MFLF
  • PKBM Anak Jalanan Papua
  • Ray of Hope Africa
  • Reaching Out for the Needy
  • Spandan Samaj Seva Samiti
  • Topu Honis Shelter Home
  • Uma Mahon Salele
  • Yasumat
  • Yayasan Puter Indonesia

女性のエンパワーメント

  • HAKLI
  • Indonesia Heritage Foundation
  • PEKKA
  • Yayasan Satu Visi
  • Yayasan Masyarakat Peduli NTB

 

緊急災害支援活動

  • Empower Generation
  • OuTrop
  • TAGANA Aceh

 

母親・子供たちの支援

  • CleanBirth.org
  • HOPE Foundation for Women and Children of Bangladesh
  • House of Blessings
  • SDN 12 Semalah Primary School, Kapuas Hulu Regency, West Kalimantan
  • Sevamob India
  • The Enabler Foundation

コペルニク・チーム

79 

コペルニク・ウブド本部、コペルニク・ジャパン、インドネシア国内の6つの支部を拠点に79名のフルタイム・スタッフが活動しています。(2015年12月時点)

理事 & アドバイザー

Abigail Schwartz, Adam Kilgour, Andrea Woodhouse, David Madden, Edward Rees, Guy Janssen, Julia Cheng, Lisa Witter, Nigel Snoad, Nina Gidwaney, Osamu Kaneda, Richard Manning, Sanjay Gandhi, Scott Guggenheim, Sir Tim Lankester, Taku Sugimoto.

一般社団法人コペルニク・ジャパン* ボード・メンバー

代表理事

天花寺 宏美 (てんげじ ひろみ)

 

理事

中村 俊裕 (米国NPO法人コペルニク 共同創設者/CEO)
後藤 英彦 (後藤公認会計士・税理士事務所 代表、公認会計士及び税理士)

*一般社団法人コペルニク・ジャパンは、日本国東京法務局において「一般社団法人及び一般財団法人に関する法律(平成18年法律第48号)」に基づき登録された団体(会社法人等番号:0140-05-012496)です。

財務報告

収入20142015
寄付金 & 助成金 )*
個人 145,448 151,205
企業 )** 167,633 369,141
財団 & 政府 882,331 996,825
サービス & 物資提供 )*** 96,190 79,896
小計 1,291,602 1,597,067
その他
コンサルティング費用 & 謝礼金等 191,224 814,349
製品売上 211,050 296,415
その他 631 1,532
小計 402,905 1,112,296
収入合計 1,694,507 2,709,363
 
支出
プロジェクト費用
輸送費を含む製品実費 270,130 387,045
給与 & 手当 437,710 548,016
旅費 140,510 314,748
Professional Fees 47,834
その他プロジェクト費用 82,842 127,774
小計 931,192 1,425,417
アドボカシー・募金
アドボカシー・募金 80,226 129,827
小計 80,226 129,827
運営費用
給与 & 手当 93,272 115,620
事務所管理費 87,448 93,308
通信費 33,428 40,032
銀行手数料 7,041 7,696
監査&法務・税務 28,466 37,752
その他 285 6,432
小計 249,940 312,840
支出合計 1,261,358 1,868,084
 
純資産の変化 )**** 433,149 841,279

すべての金額は米ドル建てとなります。2015年度の会計数値に関する監査は実施されていないため、2015年度の会計数値はコペルニク・グループ全体の概算となります。
)*2014年の監査に基づいて、以前201​​4年のレポートで公約されたENERGIAからの助成金は、対応するプロジェクトの活動に合わせて、次の年に移行しました。
)**2014年に法人からの助成金として報告された金額は財団からの助成金として振替わりました。
)***2015年の国際開発(AVID)においてのオーストラリア人ボランティアを含みます。
)****300,000米ドルの再販業者へ委託した技術や、倉庫内や輸送中の在庫、72,000米ドルほどのオフィス賃貸前払い分、そして150,000米ドルの現金及び現金同等物を含みます。

主なパートナーの皆さま

Ashoka
Asia Society
Asian Venture Philantrophy Network
ACIAR
Australian Aid
Benesse
Daiwa
Diamond
Energia
Exxon Mobil
Ford Foundation
Formin Finland
Globis
Google One Today
Japan Airlines
JP Morgan
Kiva
Norad
Panasonic
People Focus Consulting
Philips
Rohto
Russell Investments
Scope Global
Sida
UNDP
USAID
World Economic Forum