コペルニク
2014年度
年次報告書

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コペルニクは、貧困の削減を目指し
革新的なテクノロジーを
最も必要とする人々へ届けています。

活動の4つの柱:

Empowering Women Icon
女性のエンパワーメント

インドネシア各地に生活に役立つテクノロジーを届けるために
300名以上の現地の女性を対象に、「テクノロジー・エージェント」(コペルニクの製品販売員)になるための研修を実施しました。

Serving Families Icon
家庭への製品の普及

アジアやアフリカ各地の現地パートナーと協力し、生活に役立つテクノロジーを、最も必要としている現地の家庭へ届けました。

Emergencies Icon
緊急災害支援活動

アジア太平洋地域の五大災害(地震、津波、台風、火山噴火、洪水)への緊急支援活動を行いました。

Mother Children Icon
母親・子供たちの支援

学校や診療所にテクノロジーを届け、子供や妊娠中の女性たちが
健康的に安心して過ごすことのできる環境づくりに貢献しました。

テクノロジーを届けた人数

2010年からシンプルで生活に役立つテクノロジーを

0


21カ国

の人々に届けました。

2014年は

71,802

の人々にテクノロジーを届けました。

People Reached Icon

オリンピックスタジアム(ロンドン)の収容人数とほぼ同じ!

途上国向け
テクノロジー

コペルニクは、テクノロジー製造者と
テクノロジーを最も必要としている人々を
繋ぐ架け橋として、生活に役立つ製品
途上国の人々の元に届けています。
低コストで頑丈、利便性に優れ
環境に配慮された製品を扱っています。

2014年:

女性のエンパワーメント

インドネシア各地の女性たちと提携して
テクノロジーを届けています。

コペルニクの製品販売員「テクノロジー・エージェント」になるためのビジネススキル研修を女性たちに提供しています。
「テクノロジー・エージェント」となった女性たちは
製品を販売することで収入が向上します。
また、製品を地域コミュニティに普及させることができるので
コミュニティ全体の生活の質の向上にも貢献しています。

Wonder Women Map

西インドネシア

ボジョネゴロ、トゥバン、北アチェ州

94

の女性が「テクノロジー・エージェント」プログラムを修了。習得したビジネススキルを活かし周辺コミュニティで製品を販売しました。

30%

収入が、製品を販売することで
向上しました。(平均値)

Wonder Women Western Indonesia
現地の女性たちと提携してテクノロジーを普及する取り組み(西インドネシア)に関する動画

58%

の女性が増えた収入を家族の食費に充てました。また、40%が教育費に
30%がビジネスの拡大に活用しています。

東インドネシア

東ヌサ・トゥンガラ州

76

の女性が「テクノロジー・エージェント」あるいは「テクノロジー・キオスク」*の経営者としてインドネシアの
最も貧しい地域に製品を届けました。

*日用品と一緒にコペルニクのテクノロジーを販売する家族経営の売店です。

Kopernik's Wonder Women: Meet Ibu Kimilia
イブ・キリミアさんの物語:現地の女性たちと提携してテクノロジーを普及する取り組み(東インドネシア)より

「インドネシアの女性たちと連携して
テクノロジーを普及する取り組み」が
国際的な賞を受賞

気候変動と格差の拡大する社会経済の深刻な課題に
革新的で斬新な解決策を提供している点を評価いただき
国連気候変動枠組条約(UNFCCC)における
「Momentum for Change In Lighthouse Activity Award
(変化をもたらすための灯台賞)」を受賞しました。

ビデオ

Momentum for Change: Women For Results
表彰の際の動画「Momentum for Change」(英語)

家庭への製品の普及

途上国の人々にテクノロジーを届けるために
主にアジア太平洋地域で活動する現地パートナーと協力しています。

頂いた寄付金は、テクノロジーを現地に届けるために活用し
現地パートナーが製品を販売すると、売上金から現地パートナーの
活動費を差し引いた額がコペルニクに返済されます。
返済されたお金は、さらに多くの人々に製品を届けるために再投資されます。
フィランソロピー(非営利)とビジネス両方の手法を取り入れています。

14団体

がコペルニクの現地パートナーとなりました。

Solar lights change lives in the Philippines
ソーラーライトがフィリピンの人々の生活にもたらした変化(英語)

私の家では、d.ライトS250を購入する前まで、灯油ランプが2個必要でした。でも今はこのライトがあるので、灯油ランプはいりません。月々の灯油代約110,000ルピア(約10米ドル)を、お米を買ったり、夫のボートの燃料費に使うことができます。
イブ・レニーさん

緊急災害支援活動

シンプルで生活に役立つテクノロジーを
自然災害のあった地域の避難所や家庭に届けました。

Volcano

2014年1月、シナブン火山噴火で被災したインドネシア北スマトラ州の避難所に、浄水器(Nazava Bening XL )205個と、ソーラーライト(d. ライト S300)48個を届けました。

Typhoon

フィリピンのネグロス島を直撃した台風30号「ハイヤン」の被災地の6,000人以上の人々に、ソーラーライトと浄水器を届けました。これらの製品は、今後の防災品としても活用できます。

ビデオ

フィリピンの台風緊急被害支援にご協力くださった皆様へ~あれから1年~
フィリピンの台風緊急被害支援にご協力くださった皆様へ~あれから1年~

母親・子供たちの支援

子供たちが勉強できる環境づくりと、妊娠中の女性たちが
安心して出産できる、清潔で安全な環境づくりを目指し
学校や診療所にシンプルで革新的なテクノロジーを届けました。

2014年:

Pie Chart浄水器(Nazava Bening XL)顕微鏡ソーラーライト(d.ライト S2)ソーラーライト(d.ライト S300)ジャンマ衛生出産キット

(詳細は数値をクリックしてください。)

78%

の子供たち(「インドネシアの子供たちに浄水器を届けよう!」プロジェクト)が安全な水を好きなだけ飲めるようになりました。

インドネシアの子供たちに浄水器を届けよう!
インドネシアの子供たちに浄水器を届けよう!

ソーラーライトを使い始める前は
毎日0.5米ドルのロウソクを買っていました。でも今はロウソクの代わりに、鉛筆やノートを買うことができます。
フランセリノ・デ・ソウサ

生徒たちは顕微鏡を使って熱心に勉強しています。使い方をすぐに覚え、いろいろなものを観察しています。学んだことを応用しつつ、実践的に学びを深めることができるのでとても役に立っています。
アネロウス・ベッカー
(現地パートナー、ヤヤサン・センパカ・プスのマネージャー)

新たな取り組み

インパクト追跡テクノロジー

効率的に活動の効果を測定するための
「インパクト追跡テクノロジー(ITT)」のカタログを公開しました。
他の非営利団体や社会的企業にも、自分たちの活動が社会に
どのような効果を与えているかを測定できるように
わかりやすくデータをまとめています。
(日本語版は近日公開予定)

ITT Catalogue

42種類

のツールをインパクト追跡テクノロジー・カタログに掲載。デジタルデータ収集アプリケーション、SMSコミュニケーション・プラットフォーム、地理空間情報ツール、遠隔センサーの4種類があります。

ITT Webinar

3

オンライン公開のセッションを開催。テクノロジー開発者や、実際にITTを利用している団体にお話しいただきました。

ITT Event

4

のイベント(インドネシア・バリ、ジャカルタ、シンガポール) において、非営利団体や社会的企業、東南アジアで活動する援助機関にITTを紹介しました。

アドバイザリー・サービス

途上国での活動や進出に取り組む企業や援助機関、財団等を対象に
専門家によるアドバイザリー・サービスを提供しています。

本サービスで得た収入は、生活に役立つテクノロジーを
途上国の人々へ届ける活動に再投資されます。

2014年

13社/団体

を対象にアドバイザリー・サービスを提供しました。

アドバイザリー・サービスの詳細については
地図上の矢印をクリックしてください。

Last Mile Consulting MapMacedonia & Montenegro - UNDPMadagascar - Fondation Tany MevaMyanmar - UNDPIndonesia - CompanyIndonesia - DifferIndonesia - CompanyIndonesia - GIZIndonesia - Mongolian CompanyIndoensia - PanasonicIndonesia - Endeva

PR活動

2014年:

パートナー紹介

多くの企業、団体、財団、個人の皆様から
ご協力を頂きました。

Tipping Point Calendar

60

の方々がマンスリー・サポート・プログラムに登録。
皆さまのご支援により、より多くの人々に
テクノロジーを届けることができました。

27の現地パートナー

女性のエンパワーメント

  • PEKKA East Flores
  • Indonesia Heritage Foundation
  • Semai Benih Bangsa

緊急災害支援活動

  • PKPA
  • Rotary Club of Bacolod North

家庭への製品の普及

  • Yayasan Puter Indonesia
  • PELITA Sumba
  • YASUMAT
  • Indian Society for Wildlife Research
  • Deepam Trust
  • CDC Balaghat
  • SOS Burkina Faso
  • Ray of Hope Africa
  • Reaching out for the Needy
  • Roman Luan
  • Move Forward
  • Mae Fah Luang Foundation
  • Institut Mosintuwu

母親・子供たちの支援

  • Long Kali 19 Primary School
  • Songan 6 Primary School
  • POSDAYA
  • Roman Luan
  • Cleanbirth.org
  • Rotary Club of Bacolod North

ICCOパートナー*

    • Yayasan Daya Pertiwi
    • Yayasan Mitra
    • SpekHAM

      *貧困層の人々に生活を変えるテクノロジーを届けるICCOのパートナーとともに、新しいビジネスモデルを開発するための資金を提供することによってコペルニクをサポートしています。

    ICCO

コペルニク・チーム

65

コペルニク・ウブド本部
コペルニク・ジャパン
インドネシア国内の6つの支部を拠点に
65名のフルタイム・スタッフが活動しています。
(2014年12月時点)

理事 & アドバイザー

Abigail Schwartz, Adam Kilgour, Andrea Woodhouse, David Madden, Edward Rees, Guy Janssen, Julia Cheng, Lisa Witter, Nigel Snoad,
Nina Gidwaney, Osamu Kaneda, Richard Manning, Sanjay Gandhi,
Scott Guggenheim, Sir Tim Lankester and Taku Sugimoto.

一般社団法人コペルニク・ジャパン* ボード・メンバー

代表理事
天花寺 宏美 (てんげじ ひろみ)

理事
中村 俊裕 (米国NPO法人コペルニク 共同創設者/CEO)
後藤 英彦 (後藤公認会計士・税理士事務所 代表、公認会計士及び税理士)

*一般社団法人コペルニク・ジャパンは、日本国東京法務局において「一般社団法人及び一般財団法人に関する法律(平成18年法律第48号)」に基づき登録された団体(会社法人等番号:0140-05-012496)です。

財務報告

収入20132014
寄付金 & 助成金
個人 171,601 145,448
企業* 694,816 677,633
財団 & 政府** 156,391 818,887
サービス & 物資提供*** 83,028 96,190
小計 1,105,836 1,738,158
その他
コンサルティング費用 & 謝礼金等 133,584 281,224
製品売上 72,156 141,050
その他 294 631
小計 206,035 422,905
収入合計 1,311,871 2,161,063
 
支出
プロジェクト費用
輸送費を含む製品実費 166,861 200,130
給与 & 手当 253,051 437,710
旅費 118,198 140,510
その他プロジェクト費用 57,768 82,842
小計 595,879 861,192
PR & ファンドレイジング費用
PR & ファンドレイジング費用 59,286 80,226
小計 59,286 80,226
運営費用
給与 & 手当 74,659 93,272
事務所管理費 40,400 87,448
通信費 25,162 33,428
銀行手数料 8,486 7,041
専門家依頼手数料 34,236 28,466
その他 555 285
小計 183,496 249,940
支出合計 838,662 1,191,358
 
純資産の変化**** 473,209 969,705

すべての金額は米ドル建てとなります。2014年度の会計数値に関する監査は実施されていないため、2014年度の会計数値はコペルニク・グループ全体の概算となります。
)*エクソンモービル財団様からの600,00米ドルの寄付金が含まれています(2014年に決定、2015年に受領)。
)**エネルギア株式会社様からの459,823米ドル(未払い)の寄付金が含まれています。
)***オーストラリア政府のAustralian Volunteers for International Development (AVID)プログラムからのサービス&物資提供が含まれています。
)****補助金受取勘定1,059,823米ドル分、保管費と輸送費のために仲介人に支払われた200,000米ドル分、オフィス賃料90,000米ドル分、現金(現金等価物を含む)150,000米ドル分が含まれています。

主なパートナーの皆さま

Ashoka
Asia Society
Asian Venture Philantrophy Network
Australian Aid
Australian Aid MAMPU
Benesse
Daiwa
Diamond
Energia
Exxon Mobil
Ford Foundation
Formin Finland
Globis
Google One Today
iCCO
Japan Airlines
JP Morgan
Kiva
Norad
Panasonic
People Focus Consulting
The Rockefeller Foundation
Russell Investments
Scope Global
Sida
USAID
World Economic Forum

*マラカナン競技場の写真:Leandro Neumann Ciuffo
*その他の写真:Ben Laksana、Willow Paule 、Laura Surroca


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